「畳の部屋でマットレスを直置きで使うときの注意点」
これ結構大事です。
マットレスはベッドフレームと一緒に使うものと一昔前までは思われがちでしたが、最近では直置きして使えるマットレスも増えてきています。
しかし「本当に床やフローリングに直接置いて使ってもいいの?」と思われる方もいるかもしれません。
特に畳の上だと、直接マットレスを敷いていいものかどうか迷ってしまう人もいるかもしれません。
そこで今回は畳の上でマットレスを使う際の注意点についてまとめてみました。フローリングで使う場合にも同じような注意が当てはまるので、ぜひ参考にしてみてください。
畳の和室でマットレスを直置きで使う場合に注意すべき事
畳の上に、そのままマットレスを敷いても使用することはできますが、使い方によって快適度や、寿命も変わってきます。
畳の上でマットレスを使う上で、注意したいポイントは以下の5つです。
1.マットレスの厚み9cm以上推奨(最低でも5cm以上)
毎日押し入れなどから出し入れすることを考えると、薄いマットレスの方が持ち上げたり運びやすく楽ですが、マットレスを畳の上に直に敷く場合は厚みのあるマットレスを敷くようにしましょう。
薄すぎるマットレスの場合は底付き感が生まれてしまい、マットレス本来の効果を発揮することができません。
厚みが9センチ以上あるマットレスの場合、仰向きでも横向きでも不自由なく寝ることができます。
マットレスの素材や体重が重たい形などによっては、厚みが10センチ以上あるマットレスの方が満足した寝心地を得ることができます。
ココに注意
9センチ以下のマットレスは直置きには向いていません。
2.万年床でマットレスを敷きっぱなしはカビの原因に!
マットレスだけではなく敷布団にも同様のことが言えますが、敷きっぱなしにすることで、湿気がたまってしまいカビが生える原因になります。
1度カビが発生してしまうと、健康にも悪影響で、マットレスを新調しなくてはならなりません。
敷きっ放しにしないよう、マットレスを使わない時は、壁に立てかけたり、風通しのよい場所で陰干しするようにしましょう。
壁に立て掛ける時も薄いマットレスより厚めのマットレスの方が立てかけやすいです。
ココに注意
マットレスをずっと敷きっぱなしにしておくのはNG
3.すのこを使って通気性を確保
マットレスの素材により通気性性は変わりますが、マットレスを直に敷くのはどうしても湿気が溜まりやすく、カビだけではなくダニも発生してしまいます。
できればベッドとマットレスは一緒に使いたいですが、畳の上でベッドを使うと畳が痛んでしまいます。
そんな時は、すのこを置いてからマットレスを敷くと湿気がこもりにくく、通気性が高まります。
すのこは安価に購入することができ、大きさも様々なサイズがあるので通気性を確保するのにはとてもいいアイテムです。
ココに注意
ベッドを畳の上に置くよりかは傷が付きにくいですが、すのこを敷いた場合も畳が傷ついてしまう恐れがあるので注意して使用してください。
4.週に1度はマットレスを干す
マットレスの素材によって、干し方は変わりますが、天日干しができるものは週に1度は天日干しをするようにしましょう。
天日干しができないマットレスは陰干しを行うようにしましょう。
通気性に優れているマットレスだからと、干すことを怠ると、カビなどの発生原因になってしまいます。
ココに注意
雨が上がった後や夜間は湿度が高いので、マットレスを干すのには適していません。逆に湿気が溜まってしまうので、干す時間や天候にも注意して干していきましょう。
5.湿気の多い部屋でマットレスを直置きするなら湿気・カビ対策を
畳が湿っているように感じるような湿気の多い部屋でマットレスを直置きする場合は、毎日窓を開け、換気をすることが大切です。
さらにマットレスを陰干ししている時に、扇風機やサーキュレーターなどを使い風を当てながら陰干しや壁に立て掛けるのがオススメです。
マットレスの下に吸湿性の高いシートや除湿マットを敷くことによって、通気性が上がり、カビやダニなどを防ぐことだけではなく、寝心地も良くなります。
畳の和室で使うおすすめのマットレスの選び方ポイント
畳の上でマットレスを使用する時には、マットレス選びが重要になってきます。
特に着目したいのが通気性と厚みです。
マットレスの選び方を覚えていれば、買って失敗したということもなくなるため、ぜひチェックしておいてください。
睡眠の質が左右される場合もあるので是非ポイントをおさえて購入しましょう!
ポイント
- 通気性
- 厚み
- 干しやすさ
- 収納性
通気性の良いマットレス
畳などの上で、直置きして使用する場合には通気性の良いマットレスを選ぶようにしましょう。
通気性の良いマットレスとして高反発マットレスや、スプリングマットレスなどが挙げられます。
ただし、プリングマットレスは特に重いので、お手入れが大変になってしまい、オススメはできません。逆に低反発マットレスは通気性が悪く、湿気がこもりやすいので直置きするのには向いていません。
通気性面で選ぶとしたら、高反発マットレスが直置きには適しているでしょう。
厚み9cm以上のマットレス
厚みが薄すぎると底付き感があるため、最低でも9センチ以上の厚みが必要です。
体重などによっても必要な厚みは変わってきますが、体重が重い方は10センチ以上はあった方がいいです。
もちろん薄いマットレスでも使用することはできますが、マットレス本来の効果がなくなってしまったり、薄れてしまう恐れがあります。
その結果、疲れが取れず腰痛の原因になることもあるため、ある程度の厚みがあるマットレスを選んだ方が無難です。
あまり重くなく、陰干しなどもしやすいマットレス
畳などでマットレスを使用する場合は、湿気対策として陰干しや壁に立てかけたり、天日干しをするのは必須です。
重すぎるマットレスは干すことが難しく、移動させることも難しいです。
さらに重すぎるマットレスを使用すると、畳が沈んでしまったり、痛む恐れがあるので畳の上で使用するのには向いていません。
折りたためるマットレス
和室などして使用する場合はベッドフレームを置かないので、マットレスを出し入れしたりしてしまっていたりする方が多いと思います。
布団がその例に当てはまります。
布団を使った後は畳んで押し入れなどに収納しますよね?
それと同様に、マットレスも折りたためるマットレスの方が使用しやすいです。
三つ折りなどマットレスを折りたたむことによってマットレスを使用するスペースを減らすことができ、運ぶのも楽になります。
折り畳めるマットレスも種類が豊富でたくさんの種類が販売されるようになってきたので選択肢も増えています。
厚みがあり折りたためるモットンは畳の和室でもおすすめ
腰痛持ちの方にもオススメな高反発のマットレスモットンは畳の上でも使用することができるマットレスです。
口コミ評価も高く、厚みも程よくあり、話題のマットレスです。
和室で使用することのできるモットンについて紹介します。
モットンの口コミ体験談はこちら
モットンの厚み
モットンのマットレスは10センチもの厚みがあり、畳やフローリングに直接敷くことが可能です。
薄いマットレスと違い、10センチの厚みがあるので効果や寝心地も変わることなく、直に敷いて使用することができます。
モットンは折りたためる
モットンのマットレスを購入すると折りたたみに使用できるバンドが付属してきます。
モットンのマットレスは折り畳めますが、特に折り目などがなく、バンドを使い折りたたむので折り目がない分、耐久性も高く、効果を軽減することなく使うことができます。
種類もふたつ折りと3つ折りの二つから折り方を選ぶことができます。
コンパクトになるため、押し入れなどにも収納しやすいです。
軽いので干したり収納もラク
マットレスの中でも比較的軽い部類に入るモットンのマットレスはシングルサイズで約7.5キログラム、セミダブルサイズで約9kg、ダブルサイズで約10.7kgほどしかありません。
ダブルサイズでも10キロのお米一つ分程度の重さです。
そのため、収納する時に持ち上げたり、干したりする際、女性の力でも簡単に持ち上げることができます。
モットン除湿シートもおすすめ
モットンでは、マットレスだけではなく、除湿シートの販売も行っています。
寝汗をしっかりと吸収してくる除湿シートです。
新素材のベルオアシスという素材が使用されていて、吸水能力はコットンの約7倍もあります。
また消臭力も高く、特にアンモニアに対する消臭力が高いです。
耐久性や耐熱性にも優れていて、天日干しなどでも吸水性能の低下はなく150度以上の耐熱性があります。
モットンのマットレスと併用して使用することで、畳の上に直で聞いても快適に眠れるようになります。
畳の和室でマットレスを直置きで使う場合の注意点 まとめ
マットレスはなるべくベッドフレームと併用して使用したいですが、なかなかそうもいかない場合もありますね。
そんな時に、畳などに直置きする場合、どのようなマットレスが良いのか、どんなお手入れの仕方があるのかなどを解説しましたので、参考にしていただけたらと思います。
おすすめマットレスや除湿シートも掲載したので参考にしてみてください。