新しくマットレスを買い換えようと考えている人必見です!
マットレスを買い換えようと思っていても、種類がたくさんあるので何がいいのかよくわからない!ということがあります。
たくさんの種類があるマットレスですが、あまり安い買い物でもないので、失敗せず購入したいですね。
ここでは、そんなマットレスの種類について解説していきます。
これを参考にして、自分に合ったマットレスを購入できるようにしましょう!
スプリング(コイル)マットレスの種類と特徴
ホテルなどで多く採用されているのがスプリングマットレスです。
スプリングマットレスは厚みもあり、耐久性にも優れているマットレスです。
スプリングマットレスには、ボンネルコイルマットレスと、ポケットコイルマットレスの2種類があります。
ボンネルコイルマットレスの特徴とメリット・デメリット
ボンネルコイルマットレスは螺旋状のコイルが縦や横に連結しているマットレスです。
体を面で支えるようになっていて、通気性や耐久性にも優れています。面で体を支えるので、寝返りがしやすいのも特徴です。
弾力があり、硬めのマットレスで、スプリングマットレスの中でも安価に購入することができます。
ですが、コイルが連結しているため振動がベッドに伝わりやすく、きしむような音がしたりすることもあります。
ポケットコイルマットレスの特徴とメリット・デメリット
ポケットコイルマットレスは一つ一つ袋に詰めて並べられたマットレスのことです。
ボンネルコイルマットレスは、連結したコイルを使っていますが、ポケットコイルマットレスは1つずつ分けて並べられています。
ボンネルコイルマットレスに比べると高価になりますが、コイルが独立しているので振動が伝わりにくいです。加重の分散にも優れていて、自然な姿勢で程よくフィットするのが特徴です。
柔らかいマットレスで、体を点で支えてくれるので立っている状態に近い状態で睡眠することができるので、身体への負担が少ないです。
ボンネルコイルマットレスやその他のマットレスに比べて通気性に劣ってしまい、湿気が溜まりやすいマットレスです。
また、高価なマットレスが多いためなかなか購入しづらいところもデメリットかもしれません。
ウレタンマットレスの種類と特徴
ウレタンマットレスはスプリングマットレスに比べても比較的安く購入することができ、高反発素材と低反発素材の2種類が主流です。
高反発マットレス
高反発マットレスは、跳ね返す力が強くて、反発力が高く、硬めのマットレスです。
反発力が高いので、睡眠姿勢をキープでき、寝返りが打ちやすいです。
体圧の分散や、通気性に優れていて、蒸れにくく、カビなども発生しにくいです。
そして腰が痛くなりづらいので、腰痛持ちの方に良いマットレスとされています。
通気性が良いので寒い時期や冬場は寒く感じることがあります。
低反発マットレスに比べて値段が高価なマットレスも多いです。
低反発マットレス
低反発マットレスは、圧力がかかると、ゆっくりと沈み、ゆっくりと戻る素材でできていて、体が包み込まれるような柔らかい寝心地のマットレスです。
柔らかいので体圧を分散することができ、寝返りの回数を抑えることができます。
高反発マットレスよりも安価に購入することができ、購入しやすいマットレスです。
ですが、高反発マットレスやその他のマットレスに比べて耐久性が弱く、通気性も良くないので、こまめなお手入れが必要になってしまいます。
ココに注意
さらに柔らかすぎて腰痛が悪化してしまったりする恐れがあったり、低価格な粗悪品の低反発マットレスはとてもヘタリやすいので注意しましょう。
ファイバーマットレスの特徴
マットレスの中でも数少ない洗えるマットレスファイバーマットレスです。
高反発マットレスに近い性質を持っていて、洗うことができるので、より清潔に保つことができます。
ポリエチレン製の繊維が絡まるような素材で出来ていて、耐水性や通気性に優れています。
一般的なファイバーマットレスは厚みが3センチから5センチほどと薄く、硬めなマットレスなのです。
ファイバーマットレスはポリエチレン製の繊維を使用しているので、熱に弱いところが欠点です。
ココに注意
電気毛布やふとん乾燥機の使用によって熱でヘタってしまうことがあります。さらにストーブなどの暖房器具の前で使用すると溶けだしてしまう恐れもあります。
腰痛におすすめのマットレスの種類は高反発マットレス
腰痛が気になる方には高反発マットレスが良いとされています。
低反発マットレスは沈み込みすぎるので一般的には腰痛持ちの方にはオススメされていません。
なぜ高反発マットレスは腰痛持ちの方に良いのでしょうか?
耐圧分散
高反発マットレスは体圧分散に優れています。
体圧分散とは、睡眠時に体の圧力をできるだけ分散させることです。
マットレスが硬いだけでは体に負担がかかりますが、適度な耐圧分散で体を支える部分が腰に集中せず、寝返りが多くなるといわれているのが、高反発マットレスです。
症状や原因などによっても異なるので、一概には高反発マットレスが最適とは言えませんが、特に厚みのある高反発マットレスが腰痛持ちの方には良いとされています。
寝返りがうちやすい
睡眠時に重要な動きである寝返りのしやすいのもう高反発マットレスの特徴です。
寝返りが少ないと腰の圧迫や、血行不良の原因になったりします。
高反発マットレスは反発力が高いので、少ない力で寝返りすることが可能です。
高反発マットレスは硬めなので、体重が45キロ以上の方にオススメです。
マットレスの種類と中身素材による違い まとめ
たくさんのマットレスが販売されていますが、その中でも主要なマットレスを紹介しました。
同じ種類のマットレスでも品質の違いや価格の違い、寿命の違いなど様々な違いがあるので比べて、自分に合ったものを購入しましょう。
一般的に良いと言われているマットレスも、実は自分には合わないということもあります。
より良いマットレスで安眠を目指しましょう。