低反発マットレスおすすめの選び方と寿命やお手入れ方法
を知ってるだけで、長く使えてカビにくい長寿命マットレス選びができるておすすめです!
寝るなら気持ちの良い質の高い睡眠を取りたいですね。
質の高い睡眠をとるためにはマットレスなどの寝具選びが重要になります。
最近では、低反発マットレスが人気です!
そんな話題の低反発マットレスについて特徴や選び方を詳しく解説していきます。
低反発マットレスの特徴とは
低反発マットレスは、柔らかく体にしっかりとフィットするような感覚で寝心地の良さが大きな特徴です。
柔らかい寝心地が好きな方におすすめしたいマットレスで、メリットやデメリットも合わせて紹介していきたいと思います。
低反発マットレスのメリット
柔らかく低反発ならではの寝心地を味わえる低反発マットレスには、さまざまなメリットがあります。
体にフィットするから寝心地が良い
低反発マットレスはゆっくり沈み込む特徴があり、しっかりと体にフィットするので居心地がよく感じられます。
さらに体圧分散能力が高く、体圧を全身に散らすことで、特定部位への負荷を軽減できます。
包み込むようなフィット感で、全身のいたる部分がマットレスと接することができるので体型や体重などの個人差を気にせず使用することができます。
ココがポイント
万人に使うことができるマットレスなのでパートナーや子供とも共用することが可能です。
保温性が高く暖かい
低反発マットレスの多くがウレタン製です。
ウレタンは密度が高く保温性に秀でていて体の熱を逃がしにくいです。
そのため、寝ている時も暖かく寝ることができるので、冬の寒い時期や冷え性の方に向いています。
寝返りが多すぎる人は寝返りの回数を抑制できる
低反発マットレスは柔らかい寝心地で沈み込む特徴があるので、寝返りを打ちにくくなっています。
寝返りは本来必要で欠かせないものですが、不必要な寝返りは良質な睡眠を取れてるとは言えず、逆に疲れてしまうことがあります。
低反発マットレスは不必要な寝返りを減らしてくれるため、しっかり疲れを落として、安眠できるようになります。
低反発マットレスのデメリット
色んなメリットがあった、低反発マットレスですが、一般的には腰痛の方には向いていないと言われています。
そんな低反発マットレスのデメリットを紹介していきます。
通気性が悪いので蒸れやすい
低反発マットレスは空気が入りづらく通気性が良くありません。
マットレスを床やフローリングに直において使ったり、よく汗をかく夏場や梅雨は特に気になりやすいです。
空気が入りにくく、保温性が高いので、夏場は汗をたくさんかき蒸れてしまいます。
通気性が良くないため、除湿シートやこまめな陰干しなどが必須です。
マットレスメーカーによりクオリティーや耐久性にバラつきがある
低反発マットレス以外のマットレスにも言えることですが、メーカーなどにより品質や耐久性にかなり差が出ます。
5,000円ほどで買える安い低反発マットレスの場合耐久性がかなり低く、1ヶ月程度しか経っていないのに、ヘタってしまったなんて言った話もよく耳にします。
元々、低反発マットレスは他のマットレスと比べ反発力が低いので、ヘタリやすく、耐久性が低いです。
低反発マットレスは価格と品質が耐久性に影響していて、安いマットレスに関しては寿命が短いことが多く、ヘタリやすいマットレスが多いです。
体重が重い男性は沈み込みが多すぎて腰痛の原因も恐れも
体重が重い方は低反発マットレスの使用を控えた方が良いでしょう。
なぜなら、低反発マットレスは柔らかく沈み込みやすいので体重が重いとその分マットレスにかかる圧力が増え、体が沈み込み過ぎてしまいます。
また、この時に薄い低反発マットレスを使用していると、底部に体がついてしまったりする恐れもあります。
沈み込み過ぎてしまうと、寝姿勢が悪くなるだけではなく、マットレスにかかる負担も大きくなります。
元々耐久性が高くない低反発マットレスなので、寿命を短くする原因にもなってしまいます。
低反発マットレスの失敗しない選び方
せっかくマットレスを購入するならば、失敗はしたくありませんよね!
ここでは低反発マットレスを購入する時に注意してほしいポイントを何点か紹介します。
これらのポイントを意識して購入するようにしましょう。
低反発マットレスは厚さが重要
低反発マットレスは薄めの5センチ程度のタイプから厚めの10センチ以上あるタイプのものなど様々な厚さが販売されています。
使用する状況にもより理想的な厚みは異なりますが、低反発マットレスは身体が沈み込み体圧分散するので、なるべく厚みのあるマットレスを購入しましょう。
その際、低反発マットレス単体で使う場合10センチ以上あるマットレスがオススメです。
敷き布団やマットレスの上に重ねて使う場合5センチ以上の厚みが必要です。
更に体重の重い方が使用する場合は、厚みが15センチ以上あるものが好ましいです。
畳んで収納ができる薄い三つ折りタイプの低反発マットレスは特性が生かしにくいなので、あまりオススメはできません。
腰痛持ちには低反発と高反発の2層構造のマットレスがおすすめ
上層部が低反発の柔らかい層で、下層部が高反発の固めの層になっているマットレスも存在します。
上層部は柔らかく、体のラインにしっかりフィットし、下層部が体の沈み込みをしっかり抑えてくれるようになっていて、低反発マットレスの柔らかい寝心地と高反発のやや固めでしっかりと支え上げる力がマッチし、腰痛持ちに良いマットレスに仕上がっています。
低反発マットレスにありがちな、体が完全に埋れて沈んでしまうことがないので、腰痛の方でも安心して使うことができます。
さらに下層部が高反発マットレスで通気性が良いので低反発しか使っていないマットレスに比べても耐久性や通気性がかなり上がっています。
悪徳メーカーの異常な値段設定の低反発マットレスには注意
低反発マットレスは、ひと昔前にテンピュールがブームとなり人気になりました。
低反発マットレスを発売するメーカーが増え、その中には本来あるべき適切な価格設定にだいぶ上乗せした価格設定をするマットレスメーカーもあり、未だに強気な値段で販売している低反発マットレスもあります。
当時は腰痛にも良いとされていましたが、今では特に体重がある程度ある男性には高反発マットレスの方が腰痛には良いとされています。
睡眠テクノロジーが進んだ昨今は低反発と高反発を融合したコアラマットレスの様な二層構造のマットレスやエムリリーのような優反発マットレスも登場し、腰痛対策に最適な睡眠環境が作れる様になりました。
ココに注意
最新テクノロジーで作られているコアラマットレスと比較して、コアラマットレスよりも高い価格設定の低反発のマットレスには注意が必要かもしれません。
低反発マットレスのおすすめ2選
さまざまなメーカーから販売されている、低反発マットレスの中でも、とても評判の良い2つの低反発マットレスを紹介していきます。
低反発マットレス①エムリリー
エムリリーのマットレスは優反発ホームと高反発、オープンセルの特殊2層構造です。
上層部は低反発のような柔らかい優反発フォームが採用されていて通気性も高く、反発力も高いです。
下層部には高反発オープンセルが身体が沈み込み過ぎるのを防ぎ、均等に持ち上げてくれ、正しい寝姿勢を保ってくれます。
厚みも5センチから11センチの中から選ぶことができ、用途によって厚みを変えることができます。
そして3年間の品質保証があるので安心して使うことができます。
低反発マットレス②コアラマットレス
コアラマットレスは上層部に低反発と高反発素材をミックスした独自開発のウレタンフォームのクラウドセルを採用しています。
クラウドセルは通気性に優れていて、低反発素材の難点とされていた蒸れに強いマットレスになっています。
上層部には体のラインにフィットして背骨をまっすぐに保つことのできる柔らかい層、下層部には弾力性に優れ体の沈み込みを抑える硬めの層が配置されている2層構造のマットレスです。
熱や湿気を逃がしやすい優れた通気性を持ちスプリング製マットレスより高い耐久性があり、10年の品質保証がついています。
長い間保証期間があるので安心して使用することができますね。
さらに、振動を吸収するゼロ・ディスターバンス技術を採用しているので、隣で寝ている人の寝相の悪さなども気になりません。
低反発マットレスのお手入れや寿命を長引かせるコツ
実は低反発マットレスは一般的に寿命があまり長くありません。
そんな低反発マットレスの寿命は少しでも伸ばせるように普段からお手入れをするように心がけましょう。
風通しの良い場所で陰干し
低反発マットレスの代表的なお手入れ方法は風通しの良い場所で陰干しすることです。
ココに注意
お日様の下で干した方が湿気もとれるし、衛生的にもいいような気がしますが、日向で低反発マットレスを干すことは絶対にやめましょう。
低反発マットレスはポリウレタンを使用しています。
低反発マットレスに使用されているポリウレタンは紫外線に弱く日後に当て続けてしまうと、ボロボロになってしまったり、マットレスが変色してしまう恐れがあります。
低反発マットレスは直射日光が当たらない風通しの良い場所って定期的に干すように心がけましょう。
通気性が悪いので、カビや湿気対策はマメに注意する
低反発マットレスは通気性が良くないので、湿気が溜まりやすいです。
床やフローリングに直置きして使用してしまうと、特にカビが生えやすく、トラブルが起きやすいです。
カビを予防するためにすのこを敷いてからマットレスを敷いたり、除湿シートやマットなどを併用して使用するようにしましょう。
また、汗をよくかきやすい方は汗をよく吸い取るタイプのパットなどを使用することによって、湿気がたまるのを防ぐことができます。
できればシーツやパットなども毎日取り替えることが望ましいです。
上下裏表をローテーションで使うと寿命が延びる
マットレスにもよりますが、低反発マットレスは基本的に両面使える設計になっているものが多いです。
低反発マットレスは沈みこむ特性上、ヘタリやすいマットレスなので定期的にローテーションさせることによって、寿命が延びます。
定期的に上下をローテーションした時、裏と表をローテーションすることによって、圧力がかかる場所が分散され、ヘタレにくくなります。
陰干しをする時などに、一緒に行うと効果的です。
低反発マットレスの選び方と寿命やお手入れ まとめ
低反発マットレスは、テンピュールで一躍人気になりましたが、当時の人気に乗り低反発マットレスを購入して腰痛が悪化してしまったという口コミや書き込みも目にします。
低反発マットレスが発売された当時は腰痛には低反発マットレスが良いとされていましたが、その後、実は低反発マットレスは沈み込みが多く腰痛の原因にもなり、腰痛には高反発マットレスの方が良いとわかりました。
そして最近では、低反発マットレスの柔らかい寝心地の良さと高反発マットレスの耐圧分散という良いとこ取りをしたコアラマットレスの様な2層マットレスが登場し、快適な睡眠環境が整ってきています。
価格を考えると腰痛が気になる方には高反発マットレスがおすすめではありますが、低反発マットレスの快適な寝心地も捨てきれないという方も多いと思います。
どちらが良いかはお好みで選択してみてください。
新しいマットレスに買い替えをお考えの方は、マットレスの処分方法の記事も参考にしてみてください。